人を寛容に受け入れるとは、学び続けるのと同じこと。
例えば、とても特別な事情を持っている人を受け入れるとき。
そのことについての知識や受け入れ方を知らなければ、一番良いように受け入れることはできないんです。
だから、ぼんやりとした「寛容」とか「愛」という言葉と思いで「受け入れる」だけじゃだめで。
そこには、
正しい学び、
受け入れる側も学び続ける意欲と実践、
これは自分にはできない、軽々しくやってはいけない、という限界を知る知恵、
こういったことも求められるんです。
これは、ある会話で私が言ったこと。
ほぼそのまま書いてみました。
最近、「多様性」「寛容」「受け入れる」という言葉をよく聞きます。（私も言います）
会社でも、「受け入れましょう」「配慮しましょう」と言われるし、言いますよね。
で、できているでしょうか？
ただ「優しくしよう」「気にしないようにしよう」と思うだけでは足りない。
相手のことを知らないままでは、一番良い受け入れ方はできない。
つまり、人を寛容に受け入れるとは、学び続けるのと同じこと。
知識、配慮、実践、限界を知ることが、セットで求められます。
会社や組織でよくある例として、メンタル不調、発達障害、家庭の事情、多様な価値観など。
まだまだほかにもあります。
そういう時に、「みんな配慮しよう」と言って終わりにすると、困りごとが見過ごされることもあります。
それに、職場の人は支援のプロではありません。
本来は、できる範囲の協力でいいはず。
でも、プロレベルの支援まで期待されて、疲弊してしまうこともある。
限界を知ることも大切です。
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