…という名ゼリフ!
この本に出会えてよかったな~、と思う。
人の矛盾と限界と「愛の重さ」を教えてくれる。
愛されるとは、重さでもある。
愛されるとは、重いことでもある。
なぜなら、
愛する◯◯のために△△をするのだ、してあげているのだ、
このような思いや言動は、「愛している」のもとに、すべて正当化されてしまいかねないから。
愛している側が「愛する」に依存している状態もありうる。
まさに、愛の重さよ。
セリフが名言だらけなので、いくつか紹介したい。
(ミステリー部分や結末などとは直接関係のないところにします)
不幸だから、どうだっていうんだね?
たいていの人間は不幸だよ、(中略)
この世の中を渡って行くには、勇気がいる。
勇気と朗らかな心がね。
(125ページより引用)
かっこいい~!
ハッとする。
そうね、不幸に溺れるのはいつでも誰でもできる。
で、
「不幸だから、どうだっていうんだね?」って!
かっこよすぎる。惚れた。笑
あんたは幸福とか不幸とか、あまり気にかけすぎるよ。
(211ページより引用)
あはは~
ほんと、そうですね、どうもすみません、、、
って、
目を覚まさせてくれる名ゼリフ。
大好き!
何が重要か、重要でないか、所詮人間にはわからないことなのではないでしょうか?
人生はわれわれに、自分の価値の基準を盲信してはいけないと教えます。
(266ページより引用)
…はい。ほんとその通りでございます。
わからないくせに、わかったような顔をして、
あーでもないこーでもない、わかったようなことを思ったり言ったり書いたりしているのです、はい。
というわけで。
人の矛盾と限界と愛の重さを教えてくれる「愛の重さ」
おすすめです!
愛の重さ
アガサ・クリスティー
中村妙子訳
早川書房
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