ネット通販でクーリングオフはできません。ご注意ください! 

 

通販(通信販売)でクーリングオフはできませんが、できるのだと誤解が多いそうです。

「通信販売はクーリングオフの対象」誤回答が8割超え、「制度の勘違い」浮き彫りに (msn.com)


「クーリングオフ」と「通販の返品制度」

どう違うのでしょうか。

 

クーリングオフ

不意打ちの勧誘で買った場合に認められます。

「訪問販売」「電話勧誘販売」「連鎖販売取引(マルチ商法)」など、対象になる販売方法が法律で定められています。

不意打ちだと、十分に考えずに契約や購入をしてしまう場合もあるだろう、消費者を保護しましょう、ということで、クーリングオフが認められているのです。

クーリングオフの条件に当てはまったら、販売業者が「クーリングオフは受け付けません」と言ってもそれは認められません。

 


通販の返品制度

商品到着後8日以内なら返品できるという制度です。

通販事業者が別の定めをすることができます。

たとえば、返品は一切受け付けません、とか。(※)

別の定めをしたら、消費者にわかるように表示する必要があります。

ネットの販売は通販です。

通販は、契約や購入について十分考えることができるよね、ということで、クーリングオフの対象にならないのです。

 

(※)通販で「返品は一切受け付けません」としても、欠陥品などは別ですよ。契約に基づいた商品を渡す義務がありますので。

 

というわけで。

ネット通販でクーリングオフはできません。

ご注意ください!

特定商取引法上の「クーリング・オフ」(一定期間は無条件で解約できます) (caa.go.jp)

クーリング・オフ(テーマ別特集)_国民生活センター (kokusen.go.jp)

 

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