カエル部長とガマ社労士の対談。役職定年、後継者不足、がつがつした若い人がいない?!

 

カエル部長「役職定年ってどうなんですかねぇ」

ガマ社労士「え?」

部長 「いや、うちの人たち、がつがつしたのがいなくて、大丈夫かなぁ、って」

ガマ 「がつがつした若い人がいなくて、ってことですか」

部長 「そうなんです」

ガマ 「そうですか…」

部長 「いや、ほんと、いなくって」

ガマ 「この先会社、大丈夫かなぁって感じですか」

部長 「そうそう」

ガマ 「後継者がいない、と」

部長 「そうそう」

ガマ 「では、がつがつした人がいたらどんどん上に上がってきてね、って感じです?」

部長 「はい」

ガマ 「その人が、自分より上にいってもいいですか」

部長 「……」

ガマ 「あ。役職定年って話から始まってるから…。がつがつした部下が上に上がってくる、役職定年になる、そうなると、年下の上司ってことになりますね?」

部長 「あ…うん…」

ガマ 「あ、やっぱり、上司が年下ってイヤですか」

部長 「……」

ガマ 「私もイヤだと感じますよ。会社ではずっと、上司は年上って状態だったから、それが自然ですね、自分の中では」

部長 「うんうん」

ガマ 「もし、働き始めた時から、まわりの人たちみんな年齢に関係なく、だったら、感じ方は違うかもしれないけど」

部長 「ですよね」

ガマ 「だから、イヤだと感じるのは自然なことだと思います」

部長 「そうね」

ガマ 「がつがつした上司とがつがつした部下、両方がつがつだと、衝突する可能性もありますね?」

部長 「そうですねぇ」

ガマ 「役職定年だと、給料が下がるってことも…。しかも、がくんっと下がったら?って問題もありますねぇ」

部長 「やだねぇ」

 

※実際の会話を元にしたフィクションです。

 

人の気持ちは、理屈どおりにはいかないですね。

こうあってほしい、こうあるべきだ、の理想、

本音はこうだよね、の部分、

ずれることも、あるあるです。

役職定年や、それに伴う給料変更。

痛みを伴い、避けられない場合もあります。

最終的には、

現実をどうとらえるか、受け入れることができるか、自分はどうするか、

ってことが問われそうです。

どんなことにもいえますね。

 

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