雨の中の、ハードボイルドガマ

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     ~雨の、その先には~

 

ガマ 「7月3日、街には雨が降っていた。男の肩に、容赦なく降り注ぐ雨。しかしまだ、動くわけにはいかない。やっと見つけたのだ。アイツを。どんなに雨が荒れ狂っても、オレは動くわけにはいかない。あ!アイツが、動き始め…」

 

まりこ「ちょーーーっと、ガマちゃん! また勝手にガマ日記やってるし!」

 

ガマ 「文体変えてみました。ハードボイルドってこんな感じ?」

 

まりこ「知らんわ。読まんし」

 

ガマ 「あ、ボクのゆで卵は、半熟な感じでお願いしますね、ハードボイルドじゃなくって」

 

まりこ「…ところで、アイツって誰よ?」

 

ガマ 「…それは、言うわけにはいかない。たとえ相手が愛する女でも、言ってはならないのだ。それが、掟だ。

…男は、冷たい目で、女を見つめた。オレはこれから、任務に戻らなければ…」

 

まりこ「おーいおーい! 冷たい目~って、そんなキョロッとした目で見られても、全然迫力ないわっ」

 

ガマ 「っあーあーあーあーっ!!!!!」

 

まりこ「なななななななに????」

 

ガマ 「まりこさんがうるさいから、アイツが逃げたぁぁ!!」

 

まりこ「じゃから、アイツってなんだぁぁ??」

 

 

ボクはガマちゃん。

こーんな会話で引っぱっといて、内容ゼロでごめんね。

 

もう分かりますよね。

逃げちゃったのは、虫。

ボクのご飯でした。。。

 

あ、最後まで読んでくれた人には、こっそり、教えてあげる。

 

雨の湿気でやる気が出ない~わーぁーぁ♪

て、まりこさんが歌ってた。

 

ま、そんなもんです。

みんなも気楽にね~♪