「恐竜と生きた男」書評。ジョージ・ゲイロード・シンプソン著。

 

「恐竜と生きた男」

こんな本があったなんて知らなかった。

 

人間が、なぜ人間であるのか。

自分以外の他の人間の存在なしに、人間は人間でありうるのか。

 

時間旅行実験中の事故によって、恐竜の時代に放り出されてしまった男が主人公。

これだけでもわくわくする。

 

もし無人島にひとりなら?

これなら考えたことがあるし、よく考える。

でも無人島というのは、無人島以外のどこかには、他の人間の存在があるでしょう。

 

「恐竜と生きた男」で描かれるのは、他の人間の存在がない世界だ。

生きている間、誰にも会わない。

それだけじゃなく、他の人間が存在しない。

そうわかっている空間に存在してしまった時に、人はどうなるのか、どうするのか。

 

生きるなら、どのようにしたのか。

そもそも、生き延びることに意味はあるのか。

答えはでるのか。

 

どきどきしながら読んだ。

私にとって、出会えてよかった本のひとつとなった。

 

恐竜、冒険、実験、タイムトラベル、生きる意味、人間とは、ひとり。

この言葉のどれかにピンとくるあなたにも、ぜひおすすめしたいです。

 

図書館にあるかもしれませんよ。

私は図書館で見つけました。

 

「恐竜と生きた男」

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