会社からもらう通勤手当が高くなると、社会保険料（健康保険・厚生年金）も高くなる場合があります。
なぜでしょう？
通勤手当も社会保険料の計算に含まれるからです(※1)
なので、こんなこともありえます。
「給料が同じなのに、社会保険料が違う」
ガマさんとカエルさん、給料は同じで
ガマさんのほうが通勤手当が高い場合、
ガマさんのほうが社会保険料も高くなる、
ってことも（※2）(※3)
会社の近くに住んで通勤手当を安くするほうが、
社会保険料が安くなる可能性がありますね。
（可能性ですよ！）
ただし、
払う保険料が安くなると
受け取る厚生年金や傷病手当金の金額も低くなります。
念のため。
(※1)
社会保険料は「報酬」をもとに計算される。
報酬とは、労務の対償として支給されるすべてのもの。
給与や通勤手当など。
報酬が高ければ社会保険料も高い。
(※2)
健康保険料、厚生年金保険料のほか、雇用保険料も。
(※3)
会社も従業員の保険料を半額負担するので、
ガマさんの分の保険料負担のほうが大きくなります。
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