退職するときの住民税には、びっくり!が2つありますよ。

 

(1)最後の給料でたくさん引かれてる!

(2)忘れた頃に「支払って!」が来たよ!

ひとつずつ、見ていきましょう。

 

(1)最後の給料でたくさん引かれてる!

最後の給料で、住民税の「残額の全部」が引かれることがあります。

普段より手取りが減ります。

残額の全部が引かれるか引かれないかは、

・退職の時期
・給料の金額
・本人の希望
で決まります。

本人の希望は関係ない場合もあります。
(この仕組みの説明は省略)

どちらにしても、住民税の金額が変わるわけではなく、

・早く払うか(給料から引かれる)
・遅く払うか(後で自分で払う)
の違いです。

 

(2)忘れた頃に「支払って!」が来たよ!

退職してしばらくたち、忘れた頃に「支払って!」と納付書がくることがあります。

えっ?!もう支払ったよ!間違いじゃないの?
と思いますよね。

間違いじゃないんです。

なぜなら、住民税は後払い。

課税の時期と支払いの時期が大きくズレていて、1年後の後払いなのです。

だから、忘れた頃にやってきます。

払う必要があります。

えーーーーーーーっっ

 

なお、退職してすぐに次の新しい会社に入る場合。
その新しい会社で住民税の手続きをしてくれます。
そこの給料から住民税を引くようになりますので、忘れた頃に「支払って!」はありません。

退職してすぐに次の会社に入らない場合は、忘れた頃に「支払って!」のお金を取り分けておきましょう。

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会社では、スタッフの住民税の手続きもします。
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