「正欲」書評。人の小ささを実感するのが清々しく、正解のなさが心地いい。 

 

人のつらさをわかったような気になるのも、人にどうせわかってもらえないと絶望するのも、人間の小ささのあらわれ。

小ささを実感するのが清々しく、正解のなさが心地いい。

 

人と人とは、わかりあえなさを抱えている。

わかりやすい「正しい恋愛」「正しい家族」に当てはまっているように見える人も、本当はそうではないのかもしれない。

人の表面に出ている部分、表面に出している部分って、ほんの少しなのかも。

奥に何をもっているかなんて、お互いにわからない。

 

私は、読む前と後とで世界が変わった。

自分のもつ想像力の小ささと、世界の広がりを感じる。

その広がりに励まされて清々しいし、正解のなさが心地いい。

 

心で何を思うのかは自由だと感じるし、希望だ。

一生忘れないであろう読後の感覚をくれる本。

「正欲」朝井リョウ、著。

おすすめです!

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