愛ゆえ忘れる。忘れつつ愛せる。忘れることは、愛の形。

 

お世話になっている方の婚約の報告、お祝いの場に行ってきた。

 

婚約や結婚…といえば、私も結婚しているので、自分のことに重ね合わせて思ったりする。

 

今回、ふっと浮かんだのは、「忘れる=愛」という思いだ。

 

つらいこと、つらい思いもあった。

けど、忘れるからやっていける。

 

ここでの「忘れる」とは、愛や責任がないゆえのものではない。逆だ。

 

愛するという意思、意志があるから、忘れる。

忘れることができる。

 

今を味わいつつ愛し合いつつ、忘れていいことはどんどん忘れていく。

だから、今の自分も、今の相手も、まるごと愛せる。

 

「忘れる」というのは、とてもありがたい能力だ。

忘れるから、生きていけるのだ。

 

痛みとか(肉体的にも精神的にも)全部全部そのままで覚えていたら、どうだろう。

とても生きていけないでしょう。

 

もちろん、世界には、歴史には、忘れてはいけない出来事や思いが多く存在する。

 

だけれども、ひとりの個としての人生においては、忘れることができるのは神の恵み。

私にはそう思える。

 

愛ゆえ、忘れる。

忘れつつ、愛せる。

忘れることは、愛の形。

結婚15年を経て、そう思う。

 

夫よ。

いつもありがとう。

今までもありがとう。

これからも仲良く忘れて、愛して、共に生きていきましょう。

 

 

 

愛は寛容であり、愛は親切です。

愛は決して絶えることがありません。

新約聖書 コリント人への手紙13章4節,8節

 

 

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