発信してみないと「どんな言葉が人に届き、背中を押すのか」って分からない。だからとにかく発信してみて。

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ガマちゃんです。
とにかく発信してみないと、
「どんな言葉が人に届き、背中を押すのか」って
分からないんですよね。


お友達の話をしますよ。
10年以上も前。
こんな気軽に、ブログとか作れない時代の話。
お友達は、ホームページを作りました。
自分の家にいる、ある動物についての。
お友達の名前を「ケロ子さん」としましょう。


その頃のまりこさん。
同じ動物の情報を必要としていました。
だから、検索して検索して。
ケロ子さんのホームページを見つけました。
連日、読みました。


ケロ子さんの人物像が浮かび上がってくるような
ホームページでした。
まりこさんは段々、
ケロ子さんに親近感をもつようになりました。


ホームページには「掲示板」がありました。
コメント機能ですね。
掲示板に投稿すると、
みんなに自分の投稿が見えてしまいます。
その頃のまりこさんには、
ちょっとハードルが高かった。


ケロ子さんとおしゃべりしてみたいと思ったけど
なかなか掲示板に投稿することは
できませんでした。


ある日のこと。
ケロ子さんが、動物の「ある事柄」について
ホームページに載せました。
まりこさんは、それについて、
思うところがありました。


もしかしたら、私の考えていることが、
ケロ子さんの「ある事柄」についての
ちょっとした懸念を解消できるかもしれない。
そう思いました。


まりこさんは、思い切って、
ケロ子さんに連絡してみることにしました。
メールアドレスが載っていたので、
メールを送りました。


「ケロ子さんの動物の、その事柄。
絶対とは言い切れませんが、
もしかすると、これこれ、かもしれません」


それからの、ケロ子さんとまりこさん。
メールや掲示板でのやり取りを経て。
現実の世界でも、お友達になりました。
今も、お友達。

 


でね。
最初に言ったとおり。
とにかく発信してみないと、
「どんな言葉が人に届き、背中を押すのか」って
分からないんですよね。


後に、ケロ子さんに聞いたところによると。
自分が載せた「ある事柄」について
ネットの向こう側から反応が返ってくるとは
思ってもいなかったそうです。
だから、すごくびっくりした。
けど、すごく嬉しかったと。


ケロ子さんが、なにげなくつぶやいた言葉。
それが、まりこさんの心にズンと届き。
ずっと投稿する勇気がなかった
まりこさんの背中を、グイッと押したんです。


計算しつくした言葉が、
まりこさんの背中を押したんじゃないんです。


だからほんと、
とにかく発信してみて。


なかなか本音を言えない人こそ。
発信してみて。


まりこさんも、
グチだろうと何だろうと発信してますが、
もしかしたら、どこかの誰かに
届いてるかもしれない。
背中を押してるかもしれない。


まりこ「グチじゃないもん。
自分で自分のカウンセリング
してるんだもん」


はいはい。
読者のみなさんに、自己カウンセリング
立ち会ってもらってるんですよね。
これからも、うちのまりこさんを
よろしくお願いしますね。


ガマちゃんでした。