かなしさと甘さは一体。「古典とケーキ 甘い再読 愉悦の読書案内」書評。

 

各章ごとに出てくるお菓子が、もうおいしそうでおいしそうで……!

甘いお菓子を食べながら本を読む。

至福。

と言いつつ読後にノートに書いたのは、こちら。

 

(ここから)

人はかなしい。
かなしいから、生きるし死ぬ。
生き続けることと死ぬことと、それほどの違いはないのかもしれないな。

 

かなしさと共存し、飼い慣らす。
友とする。
よしよし、ってかわいがる。
愛する。

 

かなしさの存在を抱きしめ、甘いお菓子みたいにしてくれるのがよい本、小説。
読めてよかった。

(ここまで)

 

人は、かなしさを友として生きる。

かなしさと甘さって、一体なのかもしれませんね。

 

本好き、お菓子好き、思考好きにおすすめしたい1冊です。
古典とケーキ 甘い再読 愉悦の読書案内
梶村啓二著。

https://www.amazon.co.jp/%E5%8F%A4%E5%85%B8%E3%81%A8%E3%82%B1%E3%83%BC%E3%82%AD-%E7%94%98%E3%81%84%E5%86%8D%E8%AA%AD-%E6%84%89%E6%82%A6%E3%81%AE%E8%AA%AD%E6%9B%B8%E6%A1%88%E5%86%85-%E6%A2%B6%E6%9D%91-%E5%95%93%E4%BA%8C/dp/4582838901

 

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