苦しさを認めなければ、新たな一歩は踏み出せない

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         ~苦しかったんだよね~

 

前職の経験から、

会社で起きるいろいろな問題をなんとかする専門家

になれたらいいなと思ったのが、社労士受験のきっかけ。

 

独立志向はありました。ずっと前から。

たった一度の人生だから、やってみたい、一国一城の主。

鶏口となるも牛後となるなかれ。

 

それなのに、何かが私を押しとどめる。

 

考えがぐるぐると回って、

受験を始めた時のような「えいやっ!」と自然に踏み込むものがない。

 

これは何なんだろう…

と、5月23日のブログ記事中の「直感でピピッときた人」に

会いに行ったのでした。

 

そこで掘り起こされた、私の問題。

封印せざるを得なかった、10年間の苦しさ。

それを、久しぶりに他人に打ち明けました。

9年前に、2人の人に話して以来です。

 

話しても、問題そのものは解決しません。

でも、話してみて、今、分かること。

「仕事の話をしたいと思っていたんだけど、そうではなかった!」のです。

 

私が本当に話したかったのは、10年間抱える問題だったのです。

それを話す相手を欲していた。

決して私を批判しない、責めない、

余計なアドバイスをしない、そのまま聞き入れてくれる相手、

 

そんな相手を必要としていた。

 

自分でも気づいていなかったのです。

 

私が、いつもいつも追われるように、走ろう走ろうとしている、

それは、走っていれば、問題を見ないで済むから。

走っている間は、忘れていられるから。

 

そのことも見抜いた上で、でも、「ただ聞いてくれる」相手、

そんな相手を、私は必要としていたのでした。

 

問題が解決しないのは分かってる。

ただ、少し重荷を下ろしたかった。

 

自分がずっと苦しかったことを、まるまる認めて、

その苦しさもひっくるめて、「私の財産」なんだよ、

と。

 

そうでないと、新たな一歩は踏み出せません。