「何を重視するか」って大事。合う人が集まる会社にしよう。 - 定着率アップ！社労士高瀬真理子（ガマちゃん）のブログ。

何を重視するかは大事。

会社も「うちはこういう部分を重視する人に向いています！」と、率直に伝えることが大切です。

3つの例で見ていきましょう。

（1）配送業

かつては、短期間でがっつり稼ぎたい人が集まる職場がありました。

その仕事をやりたいというより、とにかく「稼ぎたい」

会社も、体力・スピード・稼ぐ意欲を重視して、成果に応じて報酬も明確、たっぷり。

働く人にとっても、今の自分に合っていると感じられる場でした。

時代の流れで同じ形は難しくなりましたが、何を重視するかがはっきりしていた会社の例です。

（2）私の転職

いつも「もっと経験を積みたい」「こんな仕事ができるようになりたい」と伝えていました。

そうすると、今はまだできなくても成長意欲をかってくれる会社からは「ぜひ来てください」と言われ、

一方で「うちとは合わないかも」と思われた会社からは、即お断りされました（笑）

会社が何を重視しているかを明確にしてくれていたからこそ、ミスマッチが早く分かったんです。

（3）ある会社

すべてをオンラインで進め、働く時間も柔軟。

「社会保険に入らない範囲で働きたい」といった希望を尊重し、そういう人が自然に集まる仕組みができています。

複業や個人事業をやっている人が多く、一人に仕事を集中させない方針で、誰かが欠けても他の人がカバーできる体制。

個々の自立を尊重しながら支え合うチームです。

どんな会社にも、「何を重視するか」があります。

それを言葉にして伝えることで、合う人が自然に集まり、安心して力を発揮できるようになります。

反対に、重視するポイントがあいまいだと、採用でもふだんのやり取りでも、ちょっとしたズレが大きなすれ違いになりやすいものです。

だからこそ、会社自身が「うちはここを大切にしています」と伝えていくことが大事なんですね。

うちでは、何を重視しているだろう？

改めて考えてみると、言葉にしていなかった大事な部分が見えてくることがあります。

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