最低賃金。同じ日に上がると思ってた?発効日が違う理由。

 

ってメルマガを書きました。(2025年10月7日)

ブログで特別公開します!

 

「最低賃金って、全国で同じ日に変わると思ってた。違うんですね!」

そんな驚きを聞きます。

実は、発効日は県ごとに違っていて、今年はその差が大きいです。

 


【どうして発効日が違うの?】


まず、国が「今年はこれくらい上げましょう」という目安を出します。

それを受けて、各都道府県の審議会で話し合いが行われ、その結果をもとに決まるしくみです。

今年は話し合いが長引いた県も多く、なかなか決まらなかったようです。


また、早く発効すると、

・企業の準備が間に合わない

・年末までに扶養ラインを超えるパートさんが出て、働き控えが起きる

といった影響も考えられます。

 

【労使のせめぎ合いと政治の後押し】


審議会には、労働者側と企業側の代表の両方がいます。

「上げたい」「慎重にしたい」

どちらの意見もあります。


今年は特に、政治から「大きく上げよう」という強いメッセージもあり、アップ幅が過去より大きくなりました。

影響も大きいため、せめて発効日は少し先にしたいという県もあったのだと思います。

また、国の支援(助成金など)が整ってくる可能性もあり、それを待ちたいという考え方もあるでしょう。

 

【県ごとの競い合いも】


隣の県より低いのは避けたいという意識もあります。

ただ、今年は、隣より高くしたものの、発効日がかなり遅くなった県もあります。

発効日までは改定前の金額が適用されるので、受け取る側から見れば「高くなったけど適用が遅い」という状態になるわけです。

 

【何をしておくと安心か?】


・自社のエリアの発効日を確認しておく

・パート・アルバイトの時給が最低賃金付近でないかチェック

・月給の正社員にも適用されるので、時給換算でもチェック

この3点を押さえておくと安心です。


その他、扶養などはブログをご覧ください。
 ↓ ↓ ↓
blog.gamachan.com

 


【まとめ】


最低賃金は、ニュースで全国平均〇〇円と報じられても、実際には「いつから適用されるか」「どれくらい上がるか」は県ごとに違います。

背景を知っておくと、ニュースの見え方や判断のスピードが変わりますね。

 

今回は、背景を知る豆知識をお届けしました。

実際にこの話をしたら「わかりやすい」「よくわかった」と言われてうれしかったです。

伝わる言葉で話すことの大切さを改めて感じます。

 

 

 

📩「定着率アップ!メルマガ」では、


ブログとはまた違う切り口で、職場づくりや制度の話をわかりやすくお届けしています。

読者の方からは
「専門知識がなくてもスムーズに読める」
「考えさせられる話題に触れられてよかった」
「よくわかった、やってみます!」
といったお声をいただいています。

📩 ご登録はこちらからどうぞ
 ↓ ↓ ↓
mailmagazine.gamachan.com

📤メルマガの見本です
 ↓ ↓ ↓
blog.gamachan.com

blog.gamachan.com

blog.gamachan.com

 

✴️フェイスブック
https://www.facebook.com/profile.php?id=100009953641774
✴️X(エックス・ツイッター)
https://x.com/BufoTel
✴️特定商取引法に基づく表記。https://gamachan.com/%e7%89%b9%e5%ae%9a%e5%95%86%e5%8f%96%e5%bc%95%e6%b3%95%e3%81%ab%e5%9f%ba%e3%81%a5%e3%81%8f%e8%a1%a8%e8%a8%98/