『対馬の海に沈む』窪田新之助著、書評。事件の裏にある人と組織を見つめる本。

 

『対馬の海に沈む』(窪田新之助 著)を読みました。

ノンフィクション。読めてよかったです。


舞台は長崎県・対馬。地元のJAで「神様」と呼ばれていた男性が、巨額の横領の末に車ごと海へ転落し、命を落としました。


著者は徹底した取材で、その裏にある組織と人間の構造を描き出しています。

糾弾ではなく「なぜ悲劇は起きたのか」を探り、取材して、自省や正直な気持ちとともに書き記していると感じました。



私が強く感じたのは、人の不正な行いが単体で存在するのではなく、組織や社会の土壌があるからこそ続いてしまうということです。


組織の構造や体質を背景に本人がそのように仕向けた面もあるし、まわりも加担していく構造になっていくこと、

お客さまを含め、関わる人たちにそれぞれの利益が生まれるため、いったん始めると膨張する一方であること、

不正が生まれやすく、続きやすく、告発しにくい、そんな組織の土壌がありました。



登場人物が、もし自分だったら?

「私は大丈夫」とは言い切れない。

たまたま私はそこにいなかっただけで、同じ状況なら同じことをしてしまうのではないか。

そんなふうにも思います。



これは特別な事件の記録であると同時に、どんな組織にも起こり得ることを描いた物語でもあります。

組織について、社会について思いを巡らし、ミステリーを味わうようにドキドキしながら読みました。


事件の記録を知るのと同時に、心に深い問いを残してくれる一冊です。

組織や社会に関心のある方、経営に関わる方には特におすすめします。

ぜひ、読んでみてください。

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