どんな人にとって働きやすい会社？伝えたい相手に届ける工夫をしよう。 - 定着率アップ！社労士高瀬真理子（ガマちゃん）のブログ。

働きやすい会社だと感じてもらいたいですね。

大事なのは、

どんな人にとって働きやすいのか？

ということです。

人によって違います。

たとえば、Ａさん。

うんと働いて稼ぎたい、多少の長時間労働も平気だ、とにかく稼ぎたい！と思っています。

Ａさんにとっては、そういうことができる職場が働きやすいです。

また、Ｂさん。

必ず定時に退社したい、休みもたくさん欲しい、多少給料は低くてもいい、プライベートを優先したい！と思っています。

Ｂさんにとっては、そういう職場が働きやすいです。

ＡさんとＢさんの理想は、まったく違います。

逆の会社に入ったら「違う！」となって、辞めてしまうかもしれません。

どちらが優れているとか、劣っているとかの話ではないんですね。

私も何社か転職しましたが、その時の私の求めるものと会社が一致すると、長く働けました。

ズレが大きくなってきた時が、転職を考え始める時だったともいえます。

ある求人広告で描かれていた会社の様子が、

・代表者含め、従業員の全員が子育て中

・休み、早退、遅刻など、受け入れている

・お互いさまで助け合っている

という感じでした。

この状況に魅力を感じる人にとって、働きやすい職場です。

「どんな人にとって」が明確です。

もし、この求人広告を見て

・人の分の仕事まで、急に振られたくはないな

・子どもの話題が多そうだ、自分には向いてなさそう

などと感じる人は、応募してこないでしょう。

ミスマッチが防げます。

「どんな人にとって働きやすいのか」をはっきりさせることから始めましょう。

そのうえで、伝えたい相手にしっかり届くように工夫していくことが大切です。