職場での誤解を減らすコミュニケーション。ポイントは先入観と積み重ね。 - 定着率アップ！社労士高瀬真理子（ガマちゃん）のブログ。

こういうこと、ありませんか？

Aさん「Bさんはわかってない、ひどい！」

Bさん「そんなことない。わかってるんだけど！」

この場合、Aさんの誤解ということもありますが、Bさんの言動がAさんに誤解を与えるようなものである場合もあります。

Aさん、Bさん、それぞれに、特に意識するといいと私が思うことを書きますね。

仕事の場を想定しています。

Aさんは「Bさんへの先入観がないか」意識してみましょう。

Bさんはこういう人だという先入観があると、すべてがそのように見えてきます。

たしかに、Bさんは「こういう人」なのでしょう。

いろいろな経緯があれば、Bさんがそのように思われてしまうのも仕方がないという面があります。

それでも、Aさんは、ちょっと振り返ってみるのがいいです。

「今の自分は、Bさんに対して先入観がないか」

そうすることで、気づいていなかった面に気づくかもしれません。

Bさんと一緒にスムーズに仕事を進めていくためには、Bさんへの理解がほんの少しでも深まるとやりやすくなりますよ。

次に、Bさんが意識するといいことは、「ふだんの積み重ねはどうなっているか」です。

Aさんが自分の真意をわかってくれないのでイライラするかもしれませんが、ちょっと待って。

イライラすると、悪循環が生まれます。

言葉や行動が荒くなって、真意がもっと伝わりにくくなってしまいます。

今回も、1回の言葉や行動が原因というより、今までの積み重ねもあってAさんの誤解を招いている可能性があります。

真意が誤解されたままでは、もったいないです。

よい積み重ねをしていけば、誤解もされにくくなりますよ。

お互いに理解を深めて仕事を進めやすくするために、今、この地点から、積み重ねていきましょう。

AさんとBさんのどちらの立場になることもあるし、両方が混じった状態になることもあります。

振り返ったり、少し意識して言葉や行動を変えたりして、より良いコミュニケーションを育てていきたいですね。

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