『その島のひとたちは、ひとの話をきかない 精神科医、「自殺希少地域」を行く』書評。緊密な人間関係ではないという驚き。

 

自殺で亡くなる人が他の地域に比べて驚くほど少ない地域があるという事実に驚きました。

読み進めるうちに、その地域5か所を体験しているかのような気持ちになりました。

どのページにも、人間関係の知恵やヒントが詰まっており、特に印象に残った部分を紹介します。

 

人を変えようとはしない、対話をよくする

対話で「きく」けれど、相手を変えようとはしない。

あぁ、なんか、楽だなぁと感じます。こんなふうにしてもらったら、うれしいかも。

「ああ、そうなんだね、あなたはそう思うんだ、そうするんだね。私はこう思うし、こうするよ」

むりに同じになろうとはせず、ただ、あるがままを受け止め合う。

コミュニケーションの基本なのかもしれません。

 

目の前の困っている人をすぐ助ける

助けるのは、自分が助けたいからそうするのです。

できない時には無理をしない。助けっぱなし。助けられっぱなし。

助けが必要な時は、遠慮せずに助けを求める。

ひとりの内側だけで思い悩むうちに、問題が大きくなってしまうこともあると思います。

問題を表に出して助けてもらう。

今度は、自分が助ける側に回ったりします。

 

孤立しない多様性

どんな地域も、すべての人がそこに合うわけではないし、好むわけでもないですね。

出ていきたい人もいます。

そして、出ていける人は、出ていく力のある人です。

出ていく力のない人も、その地域で孤立することなく生きていける地域であるということ。

 

工夫する習慣

厳しい自然とともに生きていて、自分たちにはどうにもできないことに多く直面する。

工夫する習慣がある。

どうにもならないが、なんとかなる。

 

緊密な人間関係ではない

緊密な人間関係というわけではないということも驚きです。

緊密な関係は、似た人同士で集まりがち。

そこから排除される人も出てきます。排除されて、孤立してしまいます。

それよりも、違いをそのまま受け入れる。

そうすると、いろんな人が生きていけます。

 

その他、問題は起きるものだととらえている、共通の目的に向かって解決していくなど、深くうなずくことばかりでした。

気になった方は、ぜひ読んでみてください!
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その島のひとたちは、ひとの話をきかない――精神科医、「自殺希少地域」を行く―― | 森川すいめい |本 | 通販 | Amazon

『その島のひとたちは、ひとの話をきかない 精神科医、「自殺希少地域」を行く』
森川すいめい 著

 

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