「五匹の子豚」アガサ・クリスティー著、書評。美しくて恐ろしいミステリー。1度読んだら忘れられない。

 

最近読んだアガサ・クリスティー作の中でも、特に印象に残る本。

 

どんどん引き込まれていく。

次はどうなるのか、犯人は誰なのか。

この興味で引っ張られるのはもちろん、人間関係がひりひりと痛く恐ろしい。

心に浮かぶ情景は美しい。

 

同じ「事実」を人が作っても、人の心に残る事実は皆それぞれ違う。

本人も気づかず嘘をつくこともある。

意図的な嘘も混じる。

 

それら「事実」を集め推理して、現れてくるものは?

真犯人は?

動機は?

結末の美しい恐ろしさがずっと心に残っている。

 

小説の世界にどっぷり浸かりたい、

ミステリーが好き、

人の不思議やわけのわからなさを知るのも好き、

いろんな世界を生きたいと願う、

そんな方におすすめしたいです。

 

最近まで知らなかった、この「五匹の子豚」

五匹の子豚 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) | アガサ・クリスティー, 山本やよい |本 | 通販 | Amazon


「アガサ・クリスティー完全攻略」で知ることできました。
アガサ・クリスティー完全攻略〔決定版〕 (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫) | 霜月蒼 |本 | 通販 | Amazon


どちらの本も超おすすめ!

読めてよかった!!

 

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