孫、自慢、病気の話。年取ったらこの3つの話をしないと決めている。

 

孫(家族)、自慢(思い出)、病気の話。

年取ったらこの3つの話をしないと決めている、という話を、読んだことがあります。

 

年取ったらじゃなくても、頷けるんじゃないかしら。

話し手はたくさん話したいが、聞き手は興味なかったり退屈だったりする話題の代表格。

 

ある経済紙に、いろんな人が1か月単位で自分の履歴を書いてるんですが、読んでておもしろい人とおもしろくない人とに分かれるんです。

 

おもしろくない人は、幼少期の思い出話と家族の話(現在の家族じゃなくて、幼少期の)が、やたら多いのね。

1か月のうち、半月近くいったりする。

 

「ここは経済紙、やってきた仕事の話をして!こんな時はこうやったらよかった、こうしたら失敗した、とか、さ~」

「なんてもったいない! 1か月も全国的経済紙に掲載の機会がありながら、、、」

と思うので、読まなくなります。

 

病気の話はね、自分が主人公になれるので、話すことが心地よくなったりします。

時に、病気自慢へと。

聞き手が、聞くことが職業か、聞くことで何らかのメリットを得られないと、いつもいつも聞き続けるのは苦痛でしょう。

 

何らかのメリットって、大袈裟なことじゃなくて、

相手をより深く知れるので、好意や信頼が増すとか、

こんな時はこうすればいいのか、と学べるとか、

こういう経験からこういう人物像が作られていくんだなぁ、とわかるとか、その程度のことです。

 

今、「よき聞き手であるために」の情報や本は、たくさんありますね。

もちろん、よき聞き手であることは大切です。

 

が、残念なから、聞き手は決して「神」ではないのです。

何でもかんでもどんな話でも、聞き続けられるわけじゃありませんね。

 

だから、話を聞いてほしかったら?

相手に、よき聞き手でいてほしかったら?

 

「何をどう話したら、この相手は『もっともっと話して!』と聞いてくれるか」

の視点も必要だと思います。

 

そういう意味で、自ら進んでは話さない話題を決めておくというのも、賢いやり方ですね。

 

✴️フェイスブック
https://www.facebook.com/profile.php?id=100009953641774
✴️ツイッター
https://twitter.com/BufoTel
✴️特定商取引法に基づく表記。https://gamachan.com/%e7%89%b9%e5%ae%9a%e5%95%86%e5%8f%96%e5%bc%95%e6%b3%95%e3%81%ab%e5%9f%ba%e3%81%a5%e3%81%8f%e8%a1%a8%e8%a8%98/