「夫が邪魔」
なんというパワーワード(?)…!
と感動して買ってしまった(笑)
短編集。
表題作もおもしろかったけど、私は他の作品のほうが好きだった。
「マタニティ・メニュー」「左手の記憶」「殺意が見える女」が好き。
どれも、展開が読めない。
え!そうなるかー!
あ!そういうこと~!
と、驚きを味わえた。
人の暗黒部分を書いた小説は、けっこう好きだ。
たとえば嫉妬。
私は、小説で描かれるほどの嫉妬は、体験したことがないように思う。
だから、
そういうことなのか~
すげ~…
と、感嘆し、味わい、学びながら読んでいる。
別世界、新しい世界へと誘ってくれるのが小説。
読んでいる間、読者はその本の世界に生きる。
そんな楽しさを味わえる1冊。
ぜひ読んでみてください!
ちなみに、1998年の作品。
スマホやケータイは出てきません。
ワープロとかカセットテープとか、わかりますか?笑
「夫が邪魔」
新津きよみ著 徳間書店
【ガマ書評】
「虐待された少年はなぜ、事件を起こしたのか」
https://blog.gamachan.com/entry/2019/06/07/003802
「妻のトリセツ」
https://blog.gamachan.com/entry/2019/03/23/015705
「経理部は見ている。」
https://blog.gamachan.com/entry/2019/03/17/040056
「頭に来てもアホとは戦うな!」
https://blog.gamachan.com/entry/2019/07/06/143607
ガマのツイッター
https://twitter.com/BufoTel