「夫が邪魔」新津きよみ著書評。タイトルの衝撃…!

 

「夫が邪魔」

なんというパワーワード(?)…!

と感動して買ってしまった(笑)

 

短編集。

表題作もおもしろかったけど、私は他の作品のほうが好きだった。

「マタニティ・メニュー」「左手の記憶」「殺意が見える女」が好き。

 

どれも、展開が読めない。

え!そうなるかー!

あ!そういうこと~!

と、驚きを味わえた。

 

人の暗黒部分を書いた小説は、けっこう好きだ。

たとえば嫉妬。

私は、小説で描かれるほどの嫉妬は、体験したことがないように思う。

 

だから、

そういうことなのか~

すげ~…

と、感嘆し、味わい、学びながら読んでいる。

 

別世界、新しい世界へと誘ってくれるのが小説。

読んでいる間、読者はその本の世界に生きる。

そんな楽しさを味わえる1冊。

ぜひ読んでみてください!

 

ちなみに、1998年の作品。

スマホやケータイは出てきません。

ワープロとかカセットテープとか、わかりますか?笑

 

「夫が邪魔」

新津きよみ著 徳間書店

https://www.amazon.co.jp/%E5%A4%AB%E3%81%8C%E9%82%AA%E9%AD%94-%E5%BE%B3%E9%96%93%E6%96%87%E5%BA%AB-%E6%96%B0%E6%B4%A5%E3%81%8D%E3%82%88%E3%81%BF/dp/419894475X

 

【ガマ書評】

「虐待された少年はなぜ、事件を起こしたのか」

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