むかしむかし、新幹線にビュッフェ(食堂車)というものがあって、だね…

ずっと憧れていたのだが、
1度も使わないうちに
廃止されてしまった。


ずっと、新幹線に乗る用事がなかった。

よく乗るようになったのは、
昨年からだ。


昨年、新幹線で函館に行った。
北海道は初めてだった。

函館の地を歩いた時の
独特の感激。

今も忘れられない。

私は、道路で
泣きそうになったのだ。


北海道は、私にとって、

「やりたいと思っているのに
自分で勝手に制限をかけ、
できないと決めてしまっていること」

の象徴だったのだ。


そんな地へ、
普段の移動手段である
「電車」で行けた。

しかも、当日の朝、
「行こう!」と決めて、行けた。

これらの事実が、とても重かった。


「自分のやりたい」
すべてすべてすべてすべて…
をやるのって、難しいんだろうか。

私は、そうしたいし、
そう思い続ける。


新幹線のビュッフェだって、
そうだ。

ビュッフェそのものは
なくなってしまった。


だけど、私は、
似たようなことを
旅するごとにやっている。


ガマ 「席でお菓子食べたり、ね」

そう。

(*´▽`)v