もう、向こうに着いたよね。時差はどれくらいなんだろう。心配してた食べ物とか、あぁ今日や明日は大丈夫なんだっけ。

あなたを見送ってから
まだ1日と経ってないのに
もう何十時間も何日も経ったような
変な感じだ。

私はずっと実感が湧かなくて
それは他のみんなもきっと
そうだったんだろうけど。

あなたを見送った
その同じ場所に来ている。

そこにいるのが当たり前だと
いつのまにか
いつも思ってしまう。

そして私は
「自分は『別れ』に関してクールだ」と
そういつも思っている。


だけどさ。

昨年もそうだったけど、
いざその時が来てみると
けっこうこたえるんだわ。

ここに来れば
必ずいるという存在感。

共通の土台のもとに歩む者同士という
安心感。

1回1回の時間が
そう長いわけではなくても、
積み重ねてきた年月の重み。


人生って
出会いと別れで構築されて

別れは
もうこの地上では会えない別れもあれば
また地上で会える別れもあるけど

どっちにしろ
胸を締めつけてくる。

後から実感が湧いてきて
胸を締めつけてくる。

そして自分のことを、
別れに関してクールに
冷静に受け止めるほうだと
いつも思っているはずの自己認識が
どんどん曖昧になってくるんだよ。


人生って
これの繰り返しなのかもしれないなぁ

これから先
増えていくのかもしれないなぁ

そんな時はこうやって
ブログに書いていくんだろうなぁ


ガマ 「そしてボクは…」

オチを見つけられなかったり
するんだろうなぁ