違いがあろうとなかろうと、互いの関係を築く上ではそれこそ「どうでもいいこと」なのかもしれないよね?

ある会話をしている人達を
静観していたのだが、
あまりにも結論が遠く思えた。

何よりも、
前提としていることが
まったく噛み合っていなかった。

前提が違えば、
いつまで話したって話は平行線だ。

それでとうとう、私は口出しした。
「前提が違うんだから、
噛み合うわけがない」


普段の私は、人の考えとか行動とか、
自分に害が及ばなければ
わりとどうでもいい。

どうでもいい、て書き方は
誤解を招くのかな。


ひとりひとり違う人間なんだから
違っていて当然だ。

本人にその意思がないのに
何かを変えることを求めても、
難しいだろう。

基本的には、 
余計な口出しはしたくない。
美意識に反する。

と、思っている。

にもかかわらず。

今回は思わず
口出ししてしまった。


最近、私は、
不思議に思うときがあるのだ。

なぜあなた方は、
他人のためにそんなに夢中になれるのだ?

今回の件に限らず、だ。

あーでもないこーでもないと考える。

語る。語り合う。

きっと行動に移したりもするんだろう。

なんかお節介だなぁ、と
私の思考回路だとつい思ってしまう。

だけど一緒にいると、
その間は私も微妙に影響されてくる、
ような気もする。

それで私も、普段はしない
「余計だと思っている口出し」を
したのかもしれない。

ちょっと悔やんだ。

だって美意識に反するゼ?


ただ、ひとつ思うことがある。

一緒に時間を過ごしたら
距離が近くなるもんだなぁ、てこと。

同じ「静観する」でも、
ぐっと距離が近くなったよ。

違いがあろうとなかろうと、
互いの関係を築く上ではそれこそ
「どうでもいいこと」なのかも
しれないよね?


九州、瀬戸内、旅ブログ(5)
最終回

明日の礼拝の奏楽練習に来た
教会で書きました。