んなわきゃあるまい。
ちゃんと社会が機能しているのだから。
しかし、この1年半、
私の周りで活発化してきた
人間関係はそうだ。
女性が3人いたら、
そのうちの1人は
自分のことを「私は天然だ」と言う。
男性も合わせ、2人いたら、
そのうちの1人は
自分のことを「私は人見知りだ」と言う。
先日、下記リンク記事を書いた。
〇〇は天然、△△は人見知りだ。
まず、１つ目、天然。
この言葉を
「(どうやら) ネタとしてではなく」
「本気で自分自身について使う」人が
どんどん周りに増えてきて、
私は非常に戸惑った。
「他人が」ある人を表現して
使う言葉だと、ずっと思っていた。
自分自身について使った時点で
もうその人は天然ではなくなる、
そう思っていた。
違うか？
なぜなら、天然とは、
「自分自身が天然であることにさえ
気づかない」
そういう状態を指しているのでは
ないのだろうか？
気づく知性のようなものがある時点で、
もはや天然ではないだろう。
私はそう思うのだが、
どうやら社会は違うようだった。
周りで天然女子は増え続け、
私は聞くたび読むたび
「へっ！？」と一瞬固まり立ち止まり、
あぁまたか、と思い続けた。
だからといって、
彼女たちと話が通じないとか
仲良くなれないとか、
そういうのとは違う。
むしろ身近に多い、
そしてよく会うからこそ
記事にできなかったというのがある。
そして２つ目、人見知り。
こちらについては、
天然について感じるほどの矛盾は
感じていない。
しかしやはり、
自分で自分を
表現する言葉ではないだろう？
とずっと思っていたのだ。
こちらも天然同様に
「他人が」ある人を表現して
使う言葉じゃないのかな？ と。
だから、時々
「ガマちゃんって人見知りなの？」
と聞かれると
「ううう…」と詰まった。
なんだそれ？
で、結局
「うぅーん。違うと思いますけどねぇ。
ごにょごにょ…」
などと詰まったまま答え、
その後も頭の中で自問自答し続けた。
人見知り、って、なんなんだ？
自分で自分を言うか？
しかし、天然同様
自称人見知り男女も
どんどん周りに増え続けたのだ。
そして、先日。
自称人見知り女子と会う機会があった。
人見知りについて
「彼女が思う意味」を聞くことができた。
人見知り、とは。
初対面時に、
「この相手とは
どんなことを話題にしたらいいんだろう」
そんなあれこれを考えることに
ストレスを強く感じやすい。
１回会ってしまえば
共通項などがわかっているので、
会うことのハードルがぐんと下がる。
…らしい。
あくまで彼女の考えを
私なりにまとめたもの。
人見知りと自称する人全員が
この意味で使ってるのかどうかは知らない。
ただ、こうやって
「彼女が思う意味」を聞くことにより、
なるほど、と思えた。
この記事の最初のリンク記事。
同じものを再度はっておく。
〇〇や△△と言ってた時点、
そしてつい昨日まで、
私は〇〇、△△を明らかにして
発信する気はなかった。
でも、今日になって気が変わった。
明らかにして発信する気がなかったのは、
友達を大事にしたかった、
とても大切な存在だ、
それは今だって本当だ。
ただそれ以上に、
自分を守りたかっただけだろう。
でも、本当に思っていることを
私は溜め込み過ぎる。
どうしても言えないこと、
今は言ってはいけないことというのは
存在する。
しかしそれを守ることが苦しくて
私はブログをやっているのではなかったか。
だからこそブログだけは
どんなに苦しい時も何があっても
続けていられるのではなかったか。
読みに来たい人だけが読みに来るブログ。
私は、発信すればよい。
そう思った。
最後に。
天然、人見知り、という言葉。
使うのは自由だ。
私に言う (自分について、他人について)
のも自由だ。
当たり前だ。
だから今まで黙っていた。
しかし、今後も私の側は
本当にそう思わなければ使わない。
もし聞かれても別の表現で答えるだろう。
ちなみに、
今までの人生で出会った人のうち、
天然と思った相手はただ１人。
25年以上前に出会ったある女性だけだ。
そう言われてもたぶん彼女は、
自分のことだと気づかない。
人見知り。
そりゃ、さっきの定義づけなら
人類ほぼ全員じゃないのかな。
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