ねぇ。
久しぶりに、あなたと話したくなったよ。
もちろん、私のほうからは、いかないよ。
言う必要のない、弱気なことまで
言っちゃいそうだしさ、
言った後で後悔するんだ、きっと。
あなた相手だと、
つい、言っちゃうんだ、本音を。
どっか私と似てる、て感じてるからかな。
会ったときの何でもなさが、
逆に存在の大きさにつながるってこと、
あるんだね。
会話の何でもなさこそが、実は心に響いてた。
その後でいつ話しても
あなたにはつい
そのままを言ってしまってた。
言ってはいけないことまでも
言ってしまいそうになってたよ。
ねぇ。
なかなか、そんな人は、いないよ。
出会わないよ。
だからこそ私は、
ずっとこうやって生きてこれたんだよ。
久しぶりに、何でもない会話をしたいよ。
でももしかしたら、
いやもしかしたらじゃなく
話さないほうがいいんだ、きっと。
弱い自分をどんどん、発見しちゃうからね。
こんな気持ちなのはきっと、天気のせいだ…
そうだよね。
ねぇ。
元気に、過ごしてる…?