~ヒトもカエルも、シッポはないよね~
ガマ 「こんにちはぁぁ~!! ガマっとガバっと食べちゃいまーーす!」
まりこ「何、食べるの?」
ガマ 「虫」
まりこ「…んにゃ、ガマちゃん、リアルな話じゃなくて」
ガマ 「オホホ。ケーキ。おいしいです♪」
まりこ「お。写真、見せてあげよーか♪」
じゃーーん。
寄り添うカエルたち。
もうずっと離れないからっ。ええ。
ガマ 「いーね!いーね!どこの?」
まりこ「池袋、サンシャインシティプリンスホテルのロビーラウンジ」
ガマ 「お皿に乗ってるカエルも、食べられるの?!」
まりこ「たぶん、食べられない。ワタシの友が乗せた」
ガマ 「まりこさんの友も、カエルLOVEなんですよねーー」
まりこ「そんなガマ友が食べたのは、こっちね」
どどーーん。
人生は真正面。
オレンジカエルも真正面。
ガマ 「いいなー、いいなー。ボクも、たくさん、ケーキ、食べたいです♪
お腹いっぱい、何個も、何個も、食べたいです♪」
まりこ「うーーん、ガマちゃん、模範解答、うまくなったなー。
そんなキミに、すごい情報を教えてあげよう!」
ガマ 「えええーーーっっ!!! おおおおお奥さん!!! どどどどんなぁぁ?!?!」
まりこ「…驚き過ぎ。ここ、サンシャインプリンスのロビーラウンジでは、デザートブッフェを開催中!
おいしいケーキ、お腹いっぱい食べられますよん♪」
ガマ 「すごぉぉーーい!! あなた知ってたぁぁーー?? 奥さん!」
まりこ「奥さんって誰よ」
ガマ 「…ん?でもちょっと待って。まりこさん、自分、「食べ放題」とか行かないじゃないの。基本少食なんだから」
まりこ「へへー。ばれたか」
ガマ 「ダメですよー、やってないこと勧めちゃ・」
そう。
私は、食べ放題には、行かない。
量を食べるタイプではないからだ。
でもね、ケーキがたくさんたくさん並んでいるのを見るのは、大好きなんだ。
なんかもう、気持ちが上がってくるというか、きらめいてくるというか、なんだこのケーキの造形美って! ヤバイ、と思う。
生クリームも、あまり得意ではない(食べるのが)
でも、ショートケーキの姿とか、もうすごいと思う。
ケーキの「ど定番」でしょ。
イチゴの輝く赤と、クリームのとろめきの白。
そのあまりの美しさに、しばらくスマホの待ち受けにしていたこともある。
しかし、注文すると、たいてい、食べきれないんだ(笑)
私が食べられるというか食べきれるのは、ムースとかゼリー類。
これもいいよねー。
つるつる、ぷるぷる。
カラフルな色で、キラキラ輝いてやんの!
ああーー
ガマ 「まりこさん、妄想はいいけど、ボク、お腹空きましたよ」
まりこ「そのへんの虫でも食べてなさい」