2022-08-15から1日間の記事一覧

「バラカ」桐野夏生著、書評。人間の矛盾、欲、性、現実、汚さ、熱…濃密で圧倒される。

予想や想像をはるかに超えて濃密ですごかった。 人間の矛盾、欲、性、現実、汚さ、熱… 人間を構成するあらゆるものが詰め込まれ、圧倒される。 人は自分以外の人に対して「自分の思う理想像」を当てはめようとしてしまう。 小説の登場人物に対してもそうだ。…