ある会話の中で、
「助けてくれる人って、
たくさんいるんですよね」
と発言し、
その言葉が
しばらく頭の中で反響し続けた。
「自分には助けてくれる人がたくさんいる」
とわかっていたし、
そういう趣旨の記事を最近書いた覚えもある。
が、実際の会話の中で発言し、
そう言う自分の声を聞いてみると
「わかっている」
のと
「わかっている、の一歩先へ進もうとする」
のとでは
何かが確実に違うな、と思える。
本当に悩んでいることほど
人にはそう簡単に話せないだろう。
つまり
「助けて」ともなかなか言えない、
ということだ。
もっとも、
他人が簡単に助けられることなら、
そもそも本当の深い悩みになど
なっていないような気もするが。
本当の深い悩み、には、
そう簡単に「助け」などないのかもしれない。
それでも
「助けてくれる人はたくさんいる」のだ。
矛盾するようだが、
私の中では矛盾することなく成立する。
私が「自分」を隠さず、
真摯に、本気で、本音を、まっすぐに
語れば語るほど、
「助けてくれる人」が
増えてくる、増えてきた、
そんな実感がある、今日この頃だ。
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