オオブネに乗って いざ航海! ドロブネに乗って すぐ後悔?!

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    ~ツッコミ担当ヒキガエル~

 

ホームページやブログを見ていて気づいた(面識がない人の)
聖書の教えを取り入れてカウンセリングする人、セラピーする人、生き方指南する人って、けっこういるみたい。
あくまで「取り入れて」というのがポイントだ。
本人はクリスチャンではない。


まとめると、こんな流れで構成されていることが多い。
(1) キリスト教の学校に行っていました or 教会に行ったことがあります
(2) 自分のカウンセリングには、聖書の教えも取り入れてます
(3) 自分は、クリスチャンではありません


(1)でイメージを良くして、(2)で古くから伝わる良いものをちゃんと取り入れてますよとアピールし、(3)で誰からも受け入れてもらいやすくする。
ということなんだろう。


(1)のイメージを良く。
私自身は、信仰を持つ以前も以後も、よく分からないのだが、キリスト教や教会に対して、キレイなイメージを持っている人が、案外いるようだ。
クリスマスや結婚式の影響なのかな~、と思う。


(2)のアピール。
聖書は、世界的なベストセラーだ。
「聖書はもちろんのこと、それ以外も、いろんな良い教えを、全て取り入れます」とアピールすれば、多くの悩む人々の心を揺さぶるのだろう。


(3)で誰からも受け入れてもらいやすく。
「(1)(2)はあるけど、クリスチャンではないから、あなた(=多くの日本人)と同じですよ」
「あらゆる立場に立てますよ」
「宗教を、押し付けたりはしないから、安心ですよ」
ということだと思う。


(1)(2)(3)は、戦略としては王道なんだろうと思う。

 

そこで私も、(1)(2)(3)に沿って考えてみた。


(1)のキレイ?
何を言っている。
教会? そもそも罪びとの集まりだ。
人の罪が、キリストの十字架によって赦されるというところが原点だ。
十字架は処刑の道具だし。
結婚式の2人は、その処刑の道具の前で、永遠の愛を誓っているんだよ。
夢を壊しちゃったかな。
でも、イメージ先行の過大な幻想は、失望のもとだ。
まずは、「神に自分がどう結びつくか」が第一だ。


(2)の聖書の教えを取り入れる
「どんな感じか、ちょっと知りたい」「もっと知りたい」
希望に応じて、取り入れるだろう。相手の意思次第だ。
私は、聖書のことばは人生を変えると思っている。
ビジネス書や自己啓発本を読んでいて、「聖書引用?」と思うことも、多々あった。
だからぜひ知ってもらいたいと思うけど、もちろん相手の意思を尊重する。


(3)私はクリスチャンだ。
「クリスチャンではないから、あなた(=多くの日本人)と同じですね」という立場はとれない。
でも、想像力を駆使することは、できる。
その人(or会社)が何を必要としているのか。
思いを聴く。一緒に、問題を見つける。解決を探る。
最大限のできることを、心からするつもりだ。
そのときに、相手の信念や考え方を尊重するのは、当然のことだ。
ただ、私なりの視点がお役に立てると思うときは、それを伝えたい。

 

まりこ「多数派ではなさそうだ、ということは。これぞブルーオーシャン。さぁ、オオブネに乗って、いざ航海!」


ガマ 「だいじょうぶ~?まりこさん。ドロブネに乗って、すぐ後悔、とか、イヤですよ、ボク」


大丈夫。
ドロブネだったら、ガマちゃんの背中に乗って、すばやく脱出だ(笑)