~花、咲きますよ~
試験が個人戦でよかったなー、と思う。
もしも、試験が団体戦だったら、大変じゃないか。
あり得ない妄想だけど。
団体戦メンバーが、本番で実力を発揮できるかどうかは、分からない。
お互いに試験結果の一部を委ねるなんて、嫌だ。
試験中のプレッシャーもすごいだろう。
時間配分が予定通りにいかない。
あぁぁ、時間が足りない。
あと○科目残ってる。1科目あたり何分、うわぁ足りない。
しかも後半は苦手な科目。うわぁ。
また、来年、この試験会場に戻ってくるのかなぁ。
一瞬、思う。
他のメンバーも、道連れにしてしまうよ。あぁぁ、、、
さらに気持ちが乱されてしまう。
なーんてことは、実際はないわけだ。
個人戦だから。
誰かを道連れにすることはない。
試験当日、真正面からぶつかる。
真正面からぶつかることができるように、準備をする。
準備をした人誰にでも、勝利の可能性がある。
個人戦だから。
ガマ 「ねーねー。時間配分の話、実話?」
まりこ「えーー」
時間配分が予定通りでなくても、想定外のことが起きても。
その日のために個人戦の準備をしてきた人は、あきらめちゃいけない。